2018年の後半から「食べログの上位店を意識して店を選ぶ」ということをやってきましたが、2019年も継続して上位店に関しても伺わせて頂きたいと思っています!
2019年1月に訪問したのは【マダム・トキ】
最寄駅は代官山駅になり、旧山手通り沿いにお店があります。お店自体に駐車場がないので道路上の駐車場に止めるか代官山T-SITEの駐車場を利用するのが良いかと思います(15分300円と高額ですが…)
事前に食べログのサイト内にて予約。Tポイントがつくお店に関しては食べログ経由で予約した方がオトクです。
そして当日を迎えて訪問。
代官山にこんなに大きい1軒屋レストランがあったとは…と驚いてしまうほどの大きさです。
敷地内に入り、さらにレストランに続くドアも西洋を思わせるような素敵なドア。
クリスマスや誕生日などの記念日に女性を連れてくると女性に喜ばれること間違いなし!
お店に入り予約していた旨を伝えます。着ていたコートなどを預かってくれます。その接客態度からお店のクオリティの高さを垣間見ることができます。
お店の中の雰囲気は “爽やかな大人の空間”
決してイヤラシイ感じはせず、気品に満ちた室内で西洋の歴史を感じるような雰囲気です。
席に着くとまずはドリンクのメニューが手渡されます。
このドリンクメニュー、男女で行くとそれぞれに渡されるメニューが違うんです。
なんと男性のメニューには金額が記載されているのですが、女性のメニューにはドリンクの金額が記載されていないんです。
いやー、さすが1978年からあるバブルを超えてきたお店。その図らいは素敵、かつ迷惑っちゃ迷惑ですね。笑
ドリンクはノンアールコールで “メルローのジュース”(1,200円)と “ロイヤルブルーティー”(1,600円)をオーダー。
これだけの金額がするのもあってか、さすがにこれまでに飲んで着た葡萄ジュースとは訳が違いました。1つも2つもレベルが違う洗練された葡萄ジュース。甘すぎずスッキリした、ワインを飲んでいるかのようなジュースは是非飲んで頂きたいです。
また、ドリンクはこれ以外に水を用意されます。(有料)
ガス入りかミネラルウォーターか選んでください。ちなみにガス入りは “サンペレグリノ”(800円)になります。
続いて、コースのメニューを渡されます。祝日のコースは2種類。
“おすすめランチメニュー”(5,800円)と “特別ランチメニュー”(10,000円)の2種類。今回は “おすすめランチメニュー”(5,800円)をオーダー致しました。
まずは “アミューズブッシュ”
用意されたのは、“リンゴとアボカドを使った料理”
3層あるうちの1番上がアボカドのムース。その下の2層がリンゴを使ったものになります。
初めて食べるような料理で、アボカドの苦味なのか、リンゴの上の層の苦味なのか、少し苦味が気になる様な料理でした。
そして2品目に行く前に “パン” がサーブされます。5種類ほどのパンから選べるのですが、注目すべきはパンにつけるバターなんです!
こちらのバターがカルピスを使ったバターとのことで、これまで色んなお店を訪問させて頂きましたが、MEEJOHNにとっては初体験。
ほんのりカルピスの味と香りがするバターと用意されたパンの相性が良くて、パンをパクパク食べてしまいます。パンの中でもMEEJOHNがオススメしたいのはローズマリーを使ったパン。ローズマリーの香りがほんのりする程度でバランスがいい。
ちなみにカルピスバターは【レストラン 代官山小川軒】や【マッターホーン@学芸大学】他の食べログ高評価店でも使用されているそうです。
次にサーブされた料理は “北海道産ボタン海老のタルタル パースニップのムースとクルスティアン”
パースニップはニンジンに似た根菜で同じ様な香気がある。ムースにされたパースニップは甘さが際立ちます。料理の味としては、これまで食べたことが無いような不思議な味。美味しいと言えば美味しいのですが、なんとも言えないというのが正直な感想ですね!
次にサーブされたのが “バターナッツ(ひょうたん南瓜)のヴルーテ セップ茸の軽いサバイヨン”
外から 「バターナッツ(カボチャ)」「セップ茸(ポルチーニ茸のフランス語)」「鱈」になっています。カボチャは甘く、ポルチーニ茸は香りが良い。調理によるものなのか、日頃食べるポルチーニ茸よりも香りが弱めになっていて全体のバランスも良い。真ん中に乗せられた鱈のフライも良いですね。本来スープは「飲むもの」ですが、この料理は「食べるスープ」とスタッフさんから説明がありました。
次にサーブされたのが “鮟鱇と長崎県小長井産牡蠣、ハマグリのブイヨンと花びら茸”
有明海産の牡蠣が使われていて、隣に添えられている白身魚はアンコウでした。アンコウをこのような形で食べたことがなく、想像していたよりもプヨプヨの食感で弾力があるような白身魚でした。味付けはハマグリを意識してか薄めの味付け。ちょっと味がフワッとしたような感じですね。
そしてメインに入ります。
まずMEEJOHNがオーダーした “蝦夷鹿のロティ、タルティーボと赤ワインの香るジュで”
しっかりとしまった鹿肉で脂分が非常に少ない赤身で非常に低カロリーのお肉。10代・20代には物足りないかもしれませんが、食欲が落ちてきた30代などからすると胃にもたれず食べやすい。獣臭もかなり抑えられていて、ほぼジビエ感は感じませんでした。味付けもスタンダードなクセの無い料理です。
一緒に行ったツレがオーダーしたのは “シャラン産鴨胸肉のロティ、季節のお野菜とそのジュで”
こちらは鹿肉に比べると脂分を感じることができる鴨肉です。味付け自体はクセがないので、鴨肉なのか鹿肉なのか、どちらのお肉が食べたいかによって選ぶのが良いかと思います。
そしてデザートのコーナーへ。
デザートの選び方なのですが、机いっぱいに10種類弱ぐらいのケーキを運んで来てくださり、その中から食べたいデザートを選ぶことになります。スタンダードな “ショートケーキ” から “ティラミス”
このお店の中でも伝統的な “プリン” など、様々な種類のものが少しずつ食べれるのが嬉しい。
デザートの時にはコースメニューに入っている “コーヒー又は紅茶、ハーブティー” のいずれかを選ぶことができます。
最後に “プティフール”
そもそも “プティフール” とは
一口サイズのケーキで、一般にいろいろな種類のものを取り合わせる形で、食後のデザートや、ビュッフェ形式の料理の一部として提供されるもの。
特段何が美味しいとかはなかったですが、青い色のものがこのお店の代表的な “プティフール” になっているそうです。
これで料理は終了。落ち着いた空間で落ち着いた時間を過ごせた2時間弱でした。
料理は正直言うと、他に比べてメチャクチャ美味しいといったようなことはありませんでした。それよりも「他ではあまり食べることがない料理」といった印象が強いです。
お店のホスピタリティは非常に高く、ベテランのホールスタッフのみなさまの動きは一流を体現したもの。この気遣いや建物、雰囲気など誕生日・記念日などに女性を連れて行くと喜ばれるお店だと思います。
ぜひ、一度訪問してみてはいかがでしょうか。
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