仕事関係の会食で寿司屋に行くことに。
数ある美味しい寿司屋の中から今回選ばせて頂いたのは【すきやばし次郎 六本木ヒルズ店】
時間厳守が鮨を美味しく食べる最初の一歩
【すきやばし次郎】ですので、当然のことながら事前の予約が必要。17:30と19:30の会の2つのうちから選びます。私たちは19:30の会を予約し、間に合うように仕事を切り上げ、タクシーで六本木ヒルズに向かったのですが、お店がある場所とは全然違うところにタクシーを止めてしまう…六本木ヒルズの中でも、けやき坂を挟んだ逆サイドになるため事前に場所を調べておくことをオススメ。
なぜ、ここまで場所の話をするか。というのも大将が厳格な方で19:30に間に合わない場合、場がピリッとした空気になるから。お寿司自体の味は当然ながら、どのようなモチベーションで食べるかによって料理の満足度は異なるもの。せっかく大金を使って食べるのであれば、最高の鮨を食べたいですよね。なので、10分前に到着するぐらいで訪問することをオススメ。
刺身がバカほど美味え
さぁ、席についてコースをスタートして頂きます。コースは２種類あるそうで「最初から最後まで握りのコース」と「最初にいくつか刺身を食べたあとに握りに移るコース」
手の込んだツマミがある訳ではなく、握り以外は刺身を提供。このお店は鮨で勝負しているので、鮨から１番遠く離れたとしても刺身なんですね。ということを学びながら「最初にいくつか刺身を食べたあとに握りに移るコース」をオーダーしました。
刺身でいただくのは４品あるのですが、その中でも “ホタテ” と “サバ” は格別なので注目してほしい。
ホタテはその身の厚さと大きさと柔らかさ。
口の中に入れて噛むと、すっと通るその身の柔らかさ。これまで食べたホタテの中で最も美味しいのは間違いありません。３枚のホタテはボリューミーで一時の幸せを味わえます。
そして サバ
こちらは良い意味で青臭さを残しているのではないでしょうか。食べ方も案内していただき、たっぷりの生姜と一緒に食べるのは正に絶品でございました。ご馳走さまでした。
握りも高級寿司の中でも上位ランクのハイクオリティ
ここから握りに入っていきます。握りだけのコースと異なるのは、握りだけのコースの場合、最初に刺身として提供されたものが握りとして提供されます。差はそれぐらいで大きくは異なるコースではありません。
握りのスタートは “ヒラメ”
こんなヒラメ見たことないよ、と思いつつも、私が思ったのは、見た目以上にシャリが大きく感じたこと。口に入れるまではシャリの大きさは小さく見えがちなのですが、口の中に入れるとシャリが結構大きい。かといって食べにくいとかではなく、シャリがある程度大きいので食べ終わった後の満足感もたっぷりなのです。
握りの中でも注目したいのは “赤身・中トロ・大トロ” の段階が別れた３つのマグロ。
食べ比べをぜひしたいのと、大トロも上品な脂でしつこさは感じませんでした。
他には “黒イカ”
これは他で食べるイカと食感含めて違いを感じました。ぜひ食べてほしい１品。
あとは ”煮蛤”
鮨が誕生した時から、ずっと姿を変えずに提供されているお寿司らしい。つまり形を変えなくても受け入れられている、常に美味しいお寿司だとも言えるのではないでしょうか。
あと学んだこととしては “エビ” は「尻尾から食べる」ということ。
味が濃い頭は最後に残して、味の薄い尻尾の方から食べるのが「すきやばし次郎風」でございました。
最後に “玉” を頂いてFINISH。
大変美味しゅうございました。
世界的に認められる鮨。味は間違いなし。
鮨が美味しいことは間違いありません。
これまで食べたお鮨の中でもハイレベル。ただお鮨はその人の好みで評価が分かれる。ちょっと緊張感があるお鮨屋の中で食べるのが好きな人、もっと柔らかい空間で食べるのを好む人。私自身は後者の人間になるため、正直、雰囲気という部分では好みではありませんでした。
という基準で評価をつけさせて頂きますが、鮨のクオリティは半端なくて世界的にも評価されているお鮨屋。ぜひ、訪問してみてはいかがでしょうか。
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