Luxury Restaurant

料理も雰囲気もホスピタリティも最上級【レ セゾン@有楽町・東京】

バレンタインデーのお返しのホワイトデー。

お返しの品を買うという選択肢もあったのですが、彼女が以前から行きたいと言っていたレストランがあったので、ランチをご馳走することにしました。

訪問させていただいたのは【レ セゾン(Les Saisons)】

予約は「一休.com」がオススメ

2月にランチを予約しようと試みた時は予約が取れなかったのですが、3月はコロナウイルスの影響もあってか予約をすることができました。

私は「一休.com」を使って予約。公式WEBサイトと「一休.com」を見比べるのですが、「一休..com」の方が空き席が用意されているんじゃないかと思えるぐらい。さらに、ドリンク一杯オーダーすると考えると、わずかながらですが「一休.com」の方が安く楽しめる計算になっています。

【レ セゾン(Les Saisons)】は帝国ホテルの中に入っており、公共交通機関だと「新橋駅」「有楽町駅」の間に位置しています。有楽町が最寄駅で駅から徒歩5分ほど。またホテルということで駐車場も完備されています。30分 400円なのですが【レ セゾン(Les Saisons)】で3,000円以上の利用で3時間無料になるので、別途駐車場代金がかかるということはないでしょう。

お店は帝国ホテルの2階にあります。予約名を伝えて席に案内していただく。11時30分の段階では席は2割ぐらいしか埋まっておらず、そこから時間が経つに連れて満席になっていきました。私たちがオーダーしたのは「一休.com」の11,000円のコース。

<前菜・魚料理・肉料理・デザート>を楽しむことができ、ドリンクが1杯ついています。(お店の公式WEBサイトで記載されている “4PLATS”(9,000円別途サービス10%)と同等のサービスだと思われます。)お店のWEBサイトに記載されている金額が税込なのか、抜きなのか不明ですがドリンク1杯を考えると「一休.com」の方がオトクではないかという見解です。

一休.comからの予約はこちらから

まずは冷製スープからスタート

こちらのコースですが<前菜・魚料理・肉料理・デザート>をメニューの中からそれぞれ選ぶ必要があります。メニューは記事の最後に画像を貼っています。さらにお店の公式WEBサイトのURLもありますので、メニューをご覧ください。

それぞれ選んでスタッフの方にお伝え。まずは最初にパンとバターがサーブされます。

さすがは高級店。バター1つとっても見せ方が違います。面白い。パンは天然酵母のもので、少し酸味がするらしい。酸味は特に感じることなく美味しく頂きました。バター見た目以外に取り立てて特徴がある訳ではないですが、こういう視覚的な刺激もさすがだと思います。

次にメニューには記載されていない “蕪の冷製スープ” がサーブされます。

上に乗っているのはマシュマロ。マシュマロと説明を受けたものの、もはや卵白をムース状にしたものでマシュマロというほどの食感はなく、口の中で溶けていきます。スープは濃厚で冷製なこともあり強めの味。選んだ前菜に向けての助走といったところでしょうか。

前菜は “フォアグラ” か “鱒”

次にサーブされるのが前菜。私がオーダーしたのは “海藻を纏ったフォワグラと大根のミルフィーユ”

まず見た目で「思ってたのと、ちゃう!」という印象を受けました!私たちが日頃見ている「フォワグラ感」はあまり感じず、ペースト状になっている。その周りに海藻がついているという構造。

早速パクリ。あー、これはまさにペーストですね。知っているフォワグラのプリプリ感ではなく、その濃厚なフォワグラの味を楽しむ料理。大根のミルフィーユと海藻の酸味を合わせながら、好みに合わせて味を変化させながら頂きます。

ちなみにもう1つの前菜である “富士山麓の鱒 ヴェルヴェーヌと甘草を香らせたジュレ レフォール風味のムースリーヌ”

これは正直わからないのですが、少し燻しているような印象を受けました。香りが強いですが、プリプリとした食感と、このような食べ方をしない鱒が食べられるのは1つの驚き。私的には彼女が頼んだ、こちらの前菜の方がオススメです。

魚料理は “シマアジ” か “オマール海老”

次に提供されるのが「魚料理」 私がオーダーしたのが ”シマアジの炭火焼き 金時人参のグラッセ 生姜とパッションフルーツの香り”

軽く炙られていて、香りが強い。アジらしい独特の香りが残されているのですが、青魚が好きな私のような人間にはオススメです。ただし、青魚の匂いが強いので、苦手な人はやめておきましょう。添えられているニンジンは、ピューラーで薄くされているものや、サイの目切りされているものなどで構成されている。特にサイの目切りされているものは甘くて美味しい。

“オマール海老のココット焼き フレッシュ茸と共に” はプリップリ。こういう高級レストランとオマール海老との相性はやっぱりいいですね。魚料理も彼女がオーダーした “オマール海老” の方が個人的にはオススメです。

あと魚料理と一緒に提供された“海苔のパン”

海苔の香りが強くて、味に強めに感じる。パンだけでもバクバク食べれちゃいそうですが、魚料理のソースにつけて食べると更に美味しゅうございました。

肉料理は “仔牛のキドニー” か “軍鶏”

私がオーダーしたのが “厚切りにした仔牛のキドニー クリーミーなセロリ 赤い果実とモルトのコンディマン”

仔牛は当然わかるとして、初めて聞く言葉である「キドニー」とは腎臓のこと。スタッフの説明によると、焼き鳥でいうところの「砂肝」に近しいものとのこと。早速食べてみるのですが、おっしゃる通り「砂肝感満載」もうこれは、砂肝と思って食べると砂肝だと騙されてしまうぐらいです。身はコリコリしていて、しかし嚙み切りやすさもあるので食べやすい。

一方の肉料理である “黄金軍鶏のパイ 爽やかな金柑のチャツネ”

これは正直食べた方が良い逸品です。またもや彼女のオーダーしたメニューをオススメすることになるのですが、軍鶏とパイ生地だけでも十分美味しいのですが、何かその美味しさを倍増させるものが、パイと軍鶏の中に入っているのです。この隠し味は何か聞いたのですが、店員さんによると「豚の血」とのこと。それでこんなに深みが出るのかよ、というのはわからないのですがこの料理は食べた方がいいですね。

デザートは3種類から選ぶ

私がオーダーしたのは “自家製プラリネのミルフィーユ”

「プラリネ」とは「焙煎したナッツ類に加熱した砂糖を和えてカラメル化したもの」 余り甘くないので、甘さ控えめのデザートの方が好きな人はこちらを選んでみてはいかがでしょうか。

彼女がオーダーしたのは “ソルベとグラス盛り合わせ”

写真映えする組合せ。味も含めて堪能させて頂きました。デザートが終わった後も、チョコレートや小さなマカロンなどお茶菓子を頂きました。フィナンシェとマカロンがその中でも美味しかったですね。

まとめ

まずは入り口から店の内装まで高級感あふれる雰囲気はさすが。そしてスタッフの皆様のホスピタリティの高さも流石です。

味ももちろん高水準で美味しい。あとは個人の好き嫌いの差のような気もします。料理では少し創作感があって、個人的には好みの路線ではなかった料理もありましたが全て美味しかったです。ランチ料金「11,000円」を非常にリーズナブルに感じさせて頂きました。

また再訪していろんなものを食べさせて頂きたいと思います。

レ セゾン

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